建設キャリアアップシステムが、来年秋から運用されます。

それって、何?
→技能者の資格等の情報や現場での就業履歴等を統一ルールで蓄積するシステム

何の役に立つの?
→システムに蓄積される情報を活用し、能力を評価する基準の検討を進め、技能者の評価と業者の施工力の見える化

技能者の実務経験証明にも使えそうですし、労働環境の改善も期待出来そうです。

現在、工事実績情報(コリンズ)が運用されています。これらの情報と併せ、
事業者と技術者、技能者の情報を蓄積することで、許可申請や経営規模等評価申請、
また、入札参加資格審査申請などに利用できれば、書類の簡素化が実現でき、
行政庁の審査における負担も軽減できる事でしょう。

ただ、システム運用にあたって、事業者に新たな負担が発生しないよう、
慎重に検討して頂きたいものです。